2008年08月25日
F4西日本シリーズ第5戦 レポート
《 F4西日本シリーズ最終戦 10月12日決勝まで、あと48日 》
真夏の鈴鹿、ポッカ1000kmレース。
F4シリーズの中でも一番観客が多く、注目を集める一戦です。
毎年、日本で一番暑いレースとなる事で有名なんですが…
今年の週末は雨の予報が出ていました。
しかしながら、レース前日の特別スポーツ走行はドライコンディション。
ラバーがのった路面に対して、ドライタイヤでのセットアップを進めました。
雨の予報が出ていたとはいえ、外れる可能性だってありますからね。
走り始めのセットは合っていませんでしたが、最後には良いバランスに。
走り方も合わせ、ドライへの対策はバッチリにしておきました。
レース当日、深夜から降り出した雨がどんどん強くなります。
朝、サーキットに入る頃には土砂降り。
今回、F4のピットはパドック内のテントでしたが、もう笑うしかない状態。
目の前は崖になっていて、一段下がった所に駐車場があるんですが…
パドックの雨水がどんどん流れ込み、崖が滝になってましたから(笑)
しかしながら、予選前には雨も弱くなり無事に予選がスタート。
今シーズンの予選は、アタックラップに引っ掛かったりと流れが悪い。
ちょっとの差でポールを逃す予選が続いているので、
「今回こそは絶対にポールポジションを獲る!」と、心に誓って挑みます。
先頭でコースインし、最初の数周はコースチェックが中心の走行。
タイヤも温まってきた中盤以降からタイムアタックへと入ります。
そのアタックでトップに立ちましたが、終了直前の方が状態は良いはず。
ところが残り2周、ちょうど最終周に引っ掛かりそうな位置にマシンが…
1周ペースダウンし、クリアラップを作っての最終アタック。
完璧な周でしたが、タイヤ温度を下げた為かタイムを更新できません…

予選の最後で逆転され、2位からのスタートとなる決勝。
小降りになっていた雨がですが、決勝に向けてまた強く降り出します。
しかしながら、コースインはタイムスケジュール通りに進行。
水の量が増えている路面のチェック等をしながらグリッドへ向かいます。
フォーメーションラップも十分に活用してチェック。
そして…雨脚が更に強くなる中、スタートが切られました。
ホイールスピンをさせないように回転を落としていったんですが…
落としすぎて少し加速が鈍り、3番手スタートの松本選手に並ばれます。
2コーナーまでは並走しましたが、S字で前に出られてしまいました。
こうなると、ウォータースクリーンで視界が…
事前にコース内にできた川の場所はチェックしてありますが、
自分がどこを走ってるのか分からなかったら意味がありません。
という訳で、S字区間に入ってから少し前と車間距離をとりました。
そのまま3番手で1周目を周っていきますが…水の量が尋常じゃない!
ストレートですら、いつコントロールを失うか分からない状態です。
そんな2周目のホームストレート、完全に松本選手を捉えたのですが…
ストレートの脇に1台止まっているマシンが!
水煙で黄旗は確認できていなかったのですが、
出ていたのなら黄旗追い越しになりマズイと思い、減速して3番手へ。
しかし、直後のS字出口、目の前で松本選手がスピン!
内側の芝生に逃げて接触を避ける事ができ、2番手へ上がります。
その後のデグナーカーブでは単独で危ない場面があったものの、
ペース自体は良く、トップの花岡選手を追撃にかかります。
ところが…3周終了時にセーフティカーがコースイン。
そのままセーフティーカー先導で周回が進んでいきます。
確かにとても危険な状況ではありましたが、勝たなきゃいけないレース。
正直な気持ち、あと2周は待って欲しかった…というのが本音です。
いつ解除されてもいけるように、タイヤ温度を下げないよう待ちましたが…
8周目に赤旗で終了し、今季4度目の2位となりました。
有効ポイントの関係で、僕は今回の2位15ポイントがシリーズポイントに加算されません。
今回の結果によって、シリーズポイントリーダーは花岡選手になります。
チャンピオン争いは、10月12日に岡山国際サーキットで開催される最終戦へ。
松本選手を加えた3人での、三つ巴決戦となります。
3人のうち、最終戦を制した者がチャンピオン。
まさしく最終決戦!
チャンピオン獲得に向けて、応援宜しくお願いいたします!
また、今回のレースに向けて協力してくださった方々に、改めてお礼申し上げます。

F4シリーズの中でも一番観客が多く、注目を集める一戦です。
毎年、日本で一番暑いレースとなる事で有名なんですが…
今年の週末は雨の予報が出ていました。
しかしながら、レース前日の特別スポーツ走行はドライコンディション。

雨の予報が出ていたとはいえ、外れる可能性だってありますからね。
走り始めのセットは合っていませんでしたが、最後には良いバランスに。
走り方も合わせ、ドライへの対策はバッチリにしておきました。

朝、サーキットに入る頃には土砂降り。
今回、F4のピットはパドック内のテントでしたが、もう笑うしかない状態。
目の前は崖になっていて、一段下がった所に駐車場があるんですが…
パドックの雨水がどんどん流れ込み、崖が滝になってましたから(笑)

今シーズンの予選は、アタックラップに引っ掛かったりと流れが悪い。
ちょっとの差でポールを逃す予選が続いているので、
「今回こそは絶対にポールポジションを獲る!」と、心に誓って挑みます。
先頭でコースインし、最初の数周はコースチェックが中心の走行。

そのアタックでトップに立ちましたが、終了直前の方が状態は良いはず。
ところが残り2周、ちょうど最終周に引っ掛かりそうな位置にマシンが…
1周ペースダウンし、クリアラップを作っての最終アタック。
完璧な周でしたが、タイヤ温度を下げた為かタイムを更新できません…

予選の最後で逆転され、2位からのスタートとなる決勝。
小降りになっていた雨がですが、決勝に向けてまた強く降り出します。
しかしながら、コースインはタイムスケジュール通りに進行。
水の量が増えている路面のチェック等をしながらグリッドへ向かいます。

そして…雨脚が更に強くなる中、スタートが切られました。
ホイールスピンをさせないように回転を落としていったんですが…
落としすぎて少し加速が鈍り、3番手スタートの松本選手に並ばれます。
2コーナーまでは並走しましたが、S字で前に出られてしまいました。

事前にコース内にできた川の場所はチェックしてありますが、
自分がどこを走ってるのか分からなかったら意味がありません。
という訳で、S字区間に入ってから少し前と車間距離をとりました。
そのまま3番手で1周目を周っていきますが…水の量が尋常じゃない!

そんな2周目のホームストレート、完全に松本選手を捉えたのですが…
ストレートの脇に1台止まっているマシンが!
水煙で黄旗は確認できていなかったのですが、
出ていたのなら黄旗追い越しになりマズイと思い、減速して3番手へ。

内側の芝生に逃げて接触を避ける事ができ、2番手へ上がります。
その後のデグナーカーブでは単独で危ない場面があったものの、
ペース自体は良く、トップの花岡選手を追撃にかかります。
ところが…3周終了時にセーフティカーがコースイン。

確かにとても危険な状況ではありましたが、勝たなきゃいけないレース。
正直な気持ち、あと2周は待って欲しかった…というのが本音です。
いつ解除されてもいけるように、タイヤ温度を下げないよう待ちましたが…
8周目に赤旗で終了し、今季4度目の2位となりました。
有効ポイントの関係で、僕は今回の2位15ポイントがシリーズポイントに加算されません。
今回の結果によって、シリーズポイントリーダーは花岡選手になります。
チャンピオン争いは、10月12日に岡山国際サーキットで開催される最終戦へ。
松本選手を加えた3人での、三つ巴決戦となります。
3人のうち、最終戦を制した者がチャンピオン。
まさしく最終決戦!
チャンピオン獲得に向けて、応援宜しくお願いいたします!
また、今回のレースに向けて協力してくださった方々に、改めてお礼申し上げます。
Posted by 小林祐輔 at 23:55│Comments(2)
│レース関係
この記事へのコメント
本当に、翌日のGTの決勝では晴れただけに残念な土曜日でしたね。
でも、レース的に見たら面白いシリーズになってますよね~(笑)。
接戦を制してこそ価値が有りますし、この最終戦で勝つ事で次に繋がりますから、最終戦頑張りましょう!
それにしても、本当に今シーズンここまで来られたのは有難い事ですね。
でも、レース的に見たら面白いシリーズになってますよね~(笑)。
接戦を制してこそ価値が有りますし、この最終戦で勝つ事で次に繋がりますから、最終戦頑張りましょう!
それにしても、本当に今シーズンここまで来られたのは有難い事ですね。
Posted by buchi at 2008年08月26日 01:33
buchiさん、確かに外から今シーズンのF4西日本を見てたら、シリーズ争いは面白いでしょうね(笑)やってる方は独走にしようと必死なんですよー(笑)
Posted by 小林祐輔 at 2008年08月27日 00:16